弊所の課題について
正直に、誠実に、前へ進む
ふたつ社会保障制度調査事務所の稲山です。今回は、弊所が抱えている課題について、包み隠さずお話しさせていただきます。
「課題を公開するなんて、事務所の弱みを見せることになるのでは?」と思われるかもしれません。確かにその通りです。でも、私は支援者として、そして一人の人間として、「正直であること」を何より大切にしたいと考えています。
弊所は、経済的に困窮している方々が社会保障制度を活用できるように支援する、小さな個人事務所です。20年の実践経験と5000件を超える相談対応の中で、多くの方々の「助かりました」という言葉をいただいてきました。同時に、「もっとこうできたら」「ここが足りない」という課題も、日々痛感しています。
課題があるからこそ、それを認め、克服しようと努力する。その姿勢こそが、相談者の皆さんへの誠実さだと信じています。弊所の現在地と、これから目指す方向を知っていただくことで、「一緒に社会を良くしていこう」と共感してくださる方との出会いにつながれば、これほど嬉しいことはありません。
以下、弊所が現在取り組んでいる6つの課題について、正直にお伝えします。
1. 認知度向上と信頼性構築の取り組み
弊所は社会保障制度という専門分野で独自サービスを展開し、ホームページやnoteを通じた情報発信を継続的に行っています。noteでは複雑な制度をわかりやすく解説し、読者から好評を得ています。20年の実践経験と5000件を超える相談対応実績を基盤として、個人事務所ならではの柔軟で丁寧な対応を強みとしています。認知度が課題ですが、発信活動を戦略的に展開することで、潜在的な相談者へのリーチを拡大し、信頼性を高めていく段階にあります。
2. 新たな事業モデルの構築と展開
弊所は「経済的に困窮している方こそ支援が必要」という理念のもと、基金制度を立ち上げました。企業や福祉事業所に対して補助金・助成金・加算の申請サポートを行い、経済的恩恵の10%を基金に拠出してもらうビジネスモデルを構築しています。B2B事業で得た収益の一部を困窮する個人への支援に還元する循環型の仕組みであり、社会的意義と経済的持続可能性を両立させる新しい試みです。基金拠出者の獲得が課題ですが、実績を積み上げることでB2B営業力を強化していく段階にあります。
3. 組織体制の段階的拡大
弊所は現在一人で運営していますが、相談対応、制度調査、申請支援、営業活動、コンテンツ作成など多岐にわたる業務を遂行しています。法律問題や医療的判断など守備範囲を超える領域では他専門職との連携体制を構築してきました。対応できる相談件数に物理的な限界があることは課題ですが、基金モデルの成功により収益基盤が安定すれば、複数スタッフ体制への移行が可能となり、より多くの相談者に対応できる組織へと発展していく展望があります。
4. B2B事業の基盤構築
企業・福祉事業所向けの補助金・助成金申請サポート事業は新たな挑戦です。弊所は制度の幅広い知識を有しており、企業や事業所が活用できる制度を的確に提案できる専門性があります。営業力が課題ですが、提案書作成やプレゼンテーション能力を磨きながら準備を進めています。成功事例が積み重なれば紹介による案件獲得の好循環が生まれる展望があります。
5. 地域ネットワークとの連携強化
弊所は個別の相談対応を通じて、社会福祉協議会、地域包括支援センター、医療機関、教育機関などとの個別連携を重ねてきました。組織的なネットワーク構築が課題ですが、愛知県社会福祉士会での研修発表など、地域の支援者との接点を増やす活動を展開しています。顔の見える関係づくりを進めることで、信頼される社会資源へと成長していく段階にあります。
6. 情報発信力と教育機能の体系化
弊所には20年の社会福祉実践と5000件を超える相談対応経験から得た豊富な知見があり、ホームページやnoteでの情報発信を継続しています。継続性と戦略性の強化が課題ですが、体系的な情報発信戦略を構築することで、認知度向上と信頼性構築につながり、相談者の増加と基金拠出者の獲得という好循環を生み出す可能性があります。地域の支援力向上に貢献していく展望があります。
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