ギャンブルでできた借金の返済に困っています。

紙幣を持つ男性のイラスト
2023年10月17日

相談内容

 

・50代女性からのご相談。50代の夫と20代の息子の3人家族。

 

・会社員の20代の息子に約200万円の借金があることが分かった。原因はパチスロ。

 

・消費者金融3社から借入をしており、返済額は3社合計で約4万円/月。返済をしてもお金が足りなくなるとまた借りてしまい、借金は少しづつ増えていっている。

 

・息子の給料は手取りで約20万円/月、賞与は年2回合計で約50万円。

 

・ほぼ毎日仕事終わりにパチスロに行っている。

 

 

 

 

 

 

相談者が困っていること

 

・借金の返済が苦しい場合はどうしたらいいか。借金で困っている人の借金減額制度のようなものはないか。

 

・ギャンブルを辞めさせる方法はないか。

 

 

 

 

 

 

弊所が考えたこと、行ったこと

 

・本人の意向の確認

 

相談者同席のもと本人と話をした。本人より「借金は返済していく、なにか良い方法があれば知りたい」「毎日パチスロに行くのは習慣というよりも行きたくなってしまう、ギャンブル依存症とかではないと思う」

 

 

 

・父親の意向の確認

 

相談者より「夫は本人にパチスロに行くな、借金するな、ちゃんと毎月働いて借金を返せ、と言っている。見放しているわけではないが、夫もどうしていいか分からないのだと思う」

 

 

 

・ご家族の援助は得られないか

 

相談者より「借金を代わりに返済することは難しい。今日のように一緒に相談に行ったりすることはできる」

 

 

 

・借金の借入先、総額、毎月の返済額を把握しているか

 

本人より「大体分かっている」。弊所から本人に借金について詳細に調べるように伝えた。

 

 

 

・ギャンブルについて病院受診をする考えはあるか

 

本人より「必要があれば病院に行ってもいいと思っている」

 

 

 

 

 

 

結果

 

借金について

 

・お住まいの地域の財務局への相談を提案した。

 

本人より「相談してみます」。

https://lfb.mof.go.jp/index.html

 

 

 

・財務局での相談内容次第では弁護士との関わりも必要になるため、弁護士事務所を紹介した。

 

 

 

・財務局以外の債務相談窓口のリストを渡した。

 

 

 

 

 

 

パチスロについて

 

・病院受診、保健所への相談、各種相談機関への相談を提案した。

 

本人より「病院に行きます」 → ギャンブル依存症の診療実績が豊富な病院を紹介した。

 

 

 

 

貸付自粛制度について提案した。

https://www.j-fsa.or.jp/personal/trouble/way/

 

 

 

 

 

 

これから

 

日本には相談窓口という「入口」はたくさんありますが、困りごと解決という「出口」までは自分の力で行くしかありません。弊所が作成する「調査報告書」は、困りごと解決という出口までの地図です。詳細な調査に基づき、どんな制度やサービスが有効なのか、何をどのように話したり書いたりすればいいのかが詳しく記載してあります。あなたの人生を切り開いていくための選択肢の一つとして、弊所をご一考ください。

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