不妊治療をしていて経済的に困っています。

妊娠をしている女性のイラスト
2023年10月5日

相談内容

 

・30代女性からのご相談。

 

・正社員で福祉関係の仕事をしながら不妊治療を行っている。不妊治療を始めて一年くらい。

 

・不妊治療の副作用で腹痛、嘔気、肌荒れなどがある。仕事も休みがち。

 

・有給休暇を使い果たし、体調不良で仕事を休んだ時は「欠勤」扱いとなっている。

 

・こうした状況で他の不妊治療をしている人たちはどうしているのか、みんな仕事は辞めているのか?

 

 

 

 

 

相談者が困っていること 

 

・不妊治療にかかる費用と欠勤による給料減で経済的に大変。不妊治療を行っている人や家族に対する補助制度のようなものはないか。ネットで調べてみたが見つからなかった。

 

 

 

 

 

弊所が考えたこと、行ったこと

 

・不妊治療にかかる費用は保険が適用(3割負担)されていますか。

 

相談者より「保険が適用され費用負担は3割」

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/ff38becb-bbd1-41f3-a95e-3a22ddac09d8/d055f060/20230401_policies_boshihoken_01.pdf

 

 

 

 

・「限度額負担認定証」を利用していますか。

 

相談者より「利用している」

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat550/1137-91156/

 

 

 

 

・民間の医療保険に加入していますか。加入している場合、その医療保険に不妊治療に対する補償はありますか。

 

相談者より「民間の医療保険には加入していない」

 

 

 

 

・会社に不妊治療を行う方への「休暇制度」はありませんか。

 

相談者より「ありません」

 

 

 

 

・お住まいの自治体(市役所)に不妊治療に対する補助制度について問い合わせをしてみましたか。

 

相談者より「問い合わせていない」

 

その場で弊所が自治体に問い合わせてみたが不妊治療に対する補助制度はなかった。

 

 

 

 

・不妊治療の副作用による体調不良で「傷病手当金」の申請は行いましたか

 

相談者より「行っていない」。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3040/r139/

 

 

<傷病手当金の申請の際に気を付けること>

 

・「不妊治療の副作用による体調不良で仕事を休む」ことを医師が証明してくれること。

 

・仕事を休んだ日が連続して3日間(有給、土日祝も含まれる)あること。

 

 

 

 

 

結果

 

相談者は「傷病手当金」を申請した。

 

 

 

 

 

これから

 

↓国が行っている「不妊治療」に関する取り組みです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14408.html

 

不妊治療休暇制度を導入した会社への助成金制度も含まれます。

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