緊急連絡先代行の業者を利用したくありません。

相談内容
・50代女性(保険の外交員、正社員)からのご相談。
・夫、子ども、両親は死去。
・職場から「緊急連絡先」の提出を求められたが、家族はおらず、親類、知人にも頼める人はいない。
・また、引っ越し(賃貸アパート)を考えているが、こちらも緊急連絡先の提出が必要になってくると思う。
・区役所、社会福祉協議会に相談をしたが、緊急連絡先に関する制度やサービスはないとのこと。無料弁護士相談では「緊急連絡先は法的に必要なものではないが、契約上必要ということであれば(緊急連絡先を)提出をするか、事情を話して提出を免除してもらうかのいずれかになるだろう」。
・インターネットでよく見る緊急連絡先の代行業者には依頼したくない(過去に不快は思いをした)。
相談者が困っていること
・職場に提出をしたり、アパートを借りる時の「緊急連絡先」を頼める人がいなくて困っている。
弊所が考えたこと、行ったこと
・緊急連絡先について職場への相談を提案しました。
相談者より「職場には相談をしづらい。それとなく聞いてみたが「会社のルールだから」と言われた」。
・相談者がお住まいの地域の制度やサービスを探しました。
国や自治体など公的機関で「緊急連絡先代行」に関する制度やサービスはありませんでした(相談窓口はありますが、これまでの相談者からのお話、弊所の印象としては、相談者の困りごとの解決に繋がることは少ない)。この結果は想定内のもので、緊急連絡先のご相談を受ける度に調べ直してはいますが、新しい制度ができていたり、それぞれの地域でそうしたサービスがあったり、といったことはほぼありません。
弊所note 緊急連絡先がない場合に頻繁に選択肢に上げられる4つの依頼先
https://note.com/futatu_j/n/n62b5acdb2a63
結果
弊所が職場と賃貸アパート契約の際の「緊急連絡先」を引き受けました。
これから
「保険」「保証」「保障」…万が一の時の対策があれば安心です。しかし、その対策を用意できず悩んでいる方がたくさんいらっしゃいます。弊所としてできることをやり切った場合に限り、相談者のご希望があれば弊所が緊急連絡先代行を請け負います。あくまで弊所は、制度やサービスを探して利用ができるようにサポートをする事務所です。まずはそちらを誠心誠意行います。緊急連絡先でお困りの方は是非ご相談ください。
弊所が緊急連絡先代行を請け負う場合について
━契約━
通常、緊急連絡先代行を請け負う際に契約書を取り交わすことはございません。しかし、弊所が緊急連絡先代行を請け負うことが増えてきたことと、トラブルを未然に防ぐために契約書を作成中です。弊所に緊急連絡先代行の依頼をご希望される場合は、契約書を取り交わすことをご了承ください。
━料金━
22,000円(初期費用、更新料なし)
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