担当者の対応が申請の壁になる現実

制度の申請に悩む女性
2024年7月1日

生活保護の担当者の態度に悩んでいます。

 

 

 

相談内容

 

・40代の妹の生活保護の申請について50代の姉からのご相談。

 

・妹はうつ病を患っておりグループホームに入居予定。

 

・姉が妹の保護者として動いている。

 

・姉が役所に生活保護の相談に行った際、担当者から「(妹に)経済的な援助はできないのか」と何度も確認された。また、申請に必要なものについても細かく指定され、指定されたものがない場合はどうすればいいか尋ねると「なければ申請はできない」と言われた。

 

 

 

 

 

 

相談者が困っていること

 

・姉は担当者の高圧的な態度や物言いが怖く、分からないこと、教えてほしいことを聞くことができない。それに伴い、妹の生活保護の申請が進まずに困っている。

 

 

 

 

 

弊所が考えたこと、行ったこと

 

相談者のお住まいの地域が(弊所の住所地から)遠方であったため、ご支援はすべて電話とメールで行いました。

 

 

申請に必要なものと申請の流れを確認しました。

 

(担当者との接触回数を減らすことで、相談者の精神的な負担を軽減するために)弊所が担当者に架電し生活保護の申請に必要なものと申請の流れを確認しました。

 

担当者に架電をした際に「本人や家族以外の問い合わせは受け付けることはできません」と言われました。確かに申請については、本人や扶養義務者及び同居親族に限られますが、問い合わせについては、この限りではありません。法律や福祉の専門職に限らず誰であっても生活保護(及び社会保障制度)の情報にアクセスをすることができます。

 

 

 

申請に必要なものを準備するためのサポートを行いました。

 

申請に必要なものは、生活保護の申請書、収入や資産の分かるもの、(信用情報の開示の)同意書などです。弊所は相談者が申請に必要なものを、どこで、どのように手に入れればよいのかを具体的にお伝えしました。また、申請書の書き方などは弊所でも分かりかねる為、担当者に確認を取りました。※実際に手続きをされたのは相談者です。弊所はそのサポートを行いました。

 

 

 

申請時のサポートを行いました。

 

相談者が役所の窓口で生活保護の申請をする際に、相談者のスマホをスピーカーにしてもらい弊所が申請時のサポートを行いました。実際には相談者が準備した書類を担当者が受け取り、不備がないかを確認して終了しました。結局、弊所は何もしませんでしたが相談者としては「精神的に楽だった」とのこと。

 

 

 

 

 

結果

 

妹の生活保護の申請は受理されました。

 

 

 

 

 

 

これから

 

生活保護を含め制度やサービスの申請に関するサポートは弊所の得意とするところです。しかし、今回の相談者の一番の困りごとは「(生活保護の)担当者との関わり」でした。制度やサービスの問い合わせや申請の際に、こうした「担当者との関わり」に悩み、利用を諦めるというケースは少なくありません。とても残念なことです。対応策としては、プロや専門職でなくてもいいので他の誰かに代わりに問い合わせをしてもらう、(相談の時に)一緒に付いてきてもらうといいと思います。お問い合わせをいただければ弊所でもご対応をさせていただきます。

 

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