特別児童扶養手当の申請をサポートしました。
相談内容
30代女性からのご相談。
40代の夫と長男、長女、次男、祖父母の7人家族。
次男は発達障害と診断され特別支援学級に通う小学4年生。
次男の特徴は(喜怒哀楽の)感情が振れた際に、大きな声が出る、他者を叩いたり蹴ったりする。
相談者が困っていること
特別児童扶養手当の申請のサポートをしてほしい。
次男の発達障害の症状は周りから見れば軽いと思われると思う。役所で言われた通りに担当医に診断書を書いてもらって申請をしても、おそらく申請は却下される。
私(相談者)や夫ではどうしたらいいか分からないので、こうした手当を申請するプロにサポートをお願いしたい。結果として申請が通ればいい、ダメだったとしても「仕方ない」と諦めもつくと思う。
弊所が考えたこと、行ったこと
相談者から次男について、お話を伺いました。
特に詳しく伺ったのことは、家庭や学校やなどで本人や周りがどんなことに困っているのか、ということについてです。そのほか、放課後デイサービス(福祉サービス)での様子は、放課後でデイサービスの管理者から直接伺いました。
次男が特別児童扶養手当の支給要件に当てはまるかの確認をしました。
厚生労働省 特別児童扶養手当について
↓
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html
次男は特別児童扶養手当の支給要件に当てはまりました。
担当医が診断書を書く時の参考にしてもらうため、次男の情報をまとめた書類を作りました。
相談者や放課後デイサービスの管理者から伺ったお話をまとめた書類を作りました。ポイントは二つ。一つは、特別児童扶養手当の支給決定の判断材料となる情報が漏れなく記載がされているということ。もう一つは、担当医が診断書に記載をしやすいように、気持ちや状況や症状などを具体的で分かりやすい言葉で記載がされているということです。この書類を相談者に確認をしていただいたうえで、担当医にお渡ししてもらいました。
相談者がお住まいの地域の役所に連絡し、特別児童扶養手当の申請の流れや申請に必要な物の確認を行いました。
役所に確認をした内容のほか、申請の際の注意点や気を付けることを相談者にお伝えしました。
結果
相談者は担当医が書いた診断書の内容に納得をされ、特別児童扶養手当の申請を行いました。約2ヶ月後、支給決定の通知が届きました。
これから
弊所は(ある程度の傾向と対策は持ち合わせていますが)特別児童扶養手当を受給する方法は分かりません。弊所ができることは、本人と周りの人の悩みや困りごとをしっかり聴くこと、聴いた内容を「分かりやすい」言葉にして文章にまとめることです。上手くやる方法よりも丁寧な仕事を心掛けています。特別児童扶養手当の申請についてお気軽にお問い合わせください。
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